さて今回の記事は、皆さんきっと興味がある「芝張り」です。我が家では、外構工事にあまり予算を回せなかったので(汗)、砂利引きと土間コン駐車場以外の庭は「土」のままでした。これが雨が降るとドロドロのグデグデの酷い状態に(ToT)。そこで白いCasa Cubeとコントラストが美しい、緑の絨毯「芝張り」を、DIYでチャレンジしてみました♪

実は、ワ・タ・ク・シ、大変無精で、可能なかぎり芝の面倒は見たくありません(笑)。そこで、芝の草丈が通常の高麗芝の半分以下で、芝刈り等のメンテナンスが楽な「TM9」というトヨタ自動車が品種改良した「高麗芝」を今回使ってみる事にしました!
なお、実際に施工をしたのは、4月初旬。その頃、TM9の在庫がほぼ終了の時期だったのですが、なんとか26m2(約8坪)分を確保しました(ホントにギリギリだった・・・)。
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ちなみに現在(2010年8月初旬)、
TM9の在庫がまた出てきた様子で、今年施工するなら、今が最後のチャンスですよ。
さて、実際の施工ですが、建築が終わったばかりの荒れた庭を整地することから開始。これがまた重労働で大変。過去記事にありますが、地盤検査で問題が無かった土地なので、土が固い固い(笑)。しかも、「レキ等」と書いてあるように、大小の石が沢山出てきました。これをフルイを使って丁寧に小石や大きな石を取り除き、ホームセンターで買ってきた黒土を撒き、トンボで簡単に整地して終了。
ここで芝を張る事で重要なポイントは、水はけを良くする事です。幸いな事に、うちの庭は若干勾配が付いているようだったので、水はけは大丈夫だと思う。
午前中時間指定のクロネコヤマト便でやってきたTM9、なんと13箱の段ボールに入って到着。この量は、ホームセンターで買ってきたら、さぞかし大変な事になっていたでしょう(この箱の量ですが、ヤマトのドライバーさんも驚いていましたよ。ところで、芝生を宅配便で注文するメリットは、なんといっても庭先まで運んでもらえる事ですね。逆に、デメリットな点は、配送料金が高い事でしょう)。

さっそく段ボールを開梱し、中身をチェック。そこには、新聞紙に巻かれた真っ黒な黒土が沢山ついたTM9が現れました。根が張っている黒土は、しっとり湿った感じです。これが乾いていた場合は、要注意です(今の季節ならば、クール便で送ってもわないと、まず芝生がダメになってしまいますね)。

芝生は「生もの」なので、本日中に施工しなければなりません。日が暮れる前に早速施工を開始。
芝生の張り方は色々あるのですが、うちでは定番の目地張りで施工。やっている途中で気がついたのですが、芝生の注文量を若干間違え、多めに注文してしまったらしく、どうも二箱ほど余分になってしまいました。そこで、裏庭へストック用に張りました。これは将来何かの役に立つでしょう。

最後に近所のホームセンターで買ってきた目土を24袋分まき、そしてたっぷり散水して終了です。

いや~ ホントに大変な作業でした。。でも、これを業者に頼むと10万円以上するのではないでしょうか?
明日以降、芝生の成長具合をレポート予定です。
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トヨタ自動車が開発した
TM9 高麗芝の施工記録です。
前回の記事では整地~目土を撒くところまでの報告でした。今回は、その後の4ヶ月間の成長記録です。
《施工後0ヶ月経過》
2010年4月10日

《施工後1ヶ月経過》
2010年5月2日
TM9は芝の成長が通常の高麗芝と比較して大変遅いので、一ヶ月を経過してもまだこの状態です。通勤途中に通常の高麗芝を施工した場所を通るのですが、そこと比較してもTM9の成長スピードは極めて遅いのが判りました。

2010年5月9日
ようやくモサっと延びてきましたが、まだまだ目地が埋まっていません。

《施工後2ヶ月経過》
2010年6月13日
ん~ まだまだですねぇ。。
でもこの直後、TM9から穂が出てきました。本来ならばここで一度芝刈りをしないと行けないのですが、芝の高さがあまりにも低いので辞めておきました。そうそう、丁度この頃、日々雑草との戦いでした(汗)

《施工後3ヶ月経過》
2010年7月19日
第一回目の芝刈り直後の様子。芝刈り機は金星のホームモアと、RYOBI バリカンAB-1610を購入(ホントは、バロネス ハンドモアとか欲しいんだけど、買えませ~ん)。あ、芝刈り、凄く楽しいです(笑)ザックザック芝がカットされ、芝特有の良い臭いが漂います。←だれだっけ?無精なのは?(笑)ちなみに、芝の高さは、軟弱者の35mmでカット。
下の写真に見える、所々剥げているのはラージパッチではなく、所々スギナが生えてきてしまったため、非選択性除草剤ラウンドアップマックスロードをスギナに直塗りして除去したところが、副作用で芝にも影響がでてしまった為、目土を入れて補修したところです。

《施工後4ヶ月経過》
2010年8月7日
第2回目芝刈り後、2週間経過。
いよいよいい感じになってきました!とくに散水後とか雨上がり後の美しい緑と白のCasa Cubeとの対比が、とても奇麗で素晴らしいです。
ところで、7月以降、芝から沢山雑草が生えてくるので、ついに芝用除草剤シバニード微粒剤(住友化学園芸)を処方。若干芝に影響がでましたが、その後は雑草がパッタリと生えなくなりました(・∀・)!

しかーし!!先日、芝を植える者にとって必ず経験する、アレがついにでてしまったのです・・・・・
#実はこの頃から芝管理が楽しくなってきてしまったのは、言うまでも無い(笑)
《続く》
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とある朝、TM9 高麗芝にキラキラと光るまるでクモの巣のような物が見られました。
よーーーーーーーく見ると、それはクモの巣では無く、もっと細かい糸の様な物です。
そう、ついに出てしまったピシウム病です/(^o^)\ ナンテコッタ!
クモの巣の様に見えていたのは、P. graminicola, P. vanterpoolii, P. aristosporum などの菌糸だったのです。良く探すと、至る所にピシウム菌糸があるでは無いですか!しかも所々芝が剥げているのは、恐らくピシウム病の為に枯れてしまった部分だと思われます。
品種改良したTM9といえども、どこにも病気に強い等とは書かれていないので、通常の高麗芝と同じ対策をしなくては行けません。しかも、成長が遅いので、一度ダメージを負うと、他の芝の高さに復活するまで時間がかかるかもしれません。(耐病性は、TM9よりも野芝やキリシマターフの方が強いらしい。)
→原因:多分、水のあげすぎのため、湿潤過多になってしまった為だと思われます。毎朝、潅水をしてあげているのですが、日陰部分とか芝が蜜になっている部分は、水分が多すぎるのかもしれませんねぇ~。
→対策:シバクリン液剤等の殺菌剤を処方。
早速、近所のホームセンターに向かうも、シバクリンは置いておらず。とりあえず住友化学園芸ベンレート水和剤を購入。x2000希釈して噴霧。翌朝確認してみると、ピシウム菌糸は見当たらず。
p.s. 数日後、芝が元気になってきた感じがします。土壌細菌叢の変化が重要だったのかも?と考察。
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前回の記事で、TM9 高麗芝にピシウム病が発生してしまい、緊急に殺菌薬を処方しました。恐らく、土壌細菌叢の変化が原因だったと思われましたので、植物に有効な放線菌類を増やすキトサン溶液スーパーグリーンを処方し、芝に悪影響を与える糸状菌リッチな環境を変化させたいと思います。
→
キトサンの効果はこちらが詳しいです
通常は、キトサン溶液の原液をx100希釈し、2L/m2で処方しますが、今回は初回なのでx200希釈・1L/m2で処方しました。方法はいたって簡単で、5mLの原液を2Lの水道水で希釈後、如雨露(じょうろ)を使って1L/m2に散布します。
今朝の様子です。TM9施工後4ヶ月経過後。殺菌剤処方1週間経過。雑草が若干生えてきましたが、いま、凄く調子が良い状態です。裸足で歩くと、フカフカで気持ちがいいですよ~(・∀・)/
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TM9 高麗芝のメンテナンスには、潅水(灌水)が重要であるのは言うまでもありません。しかし、無精のワ・タ・ク・シ、Casa Cubistは、毎日朝早く起きて芝生に水やりを行うのは、とっても大変な仕事なわけで(^^; そこで、毎日設定した時刻に水やりをしてくれる、自動潅水システムをTM9 高麗芝を施工した直後から導入しました。
自動水やりシステムには色々あって、散水時間をコントロールする本体と、スプリンクラー等の潅水装置で構成されます。代表的なシステムのブランドと、それらの主な機能を下記にリストアップしました。
超高機能な物は、舶来物のガルディナ、そして日本製のT&D Corporationでしょうか。特に、T&D Corporationの物は、無線通信対応で、PCと連携ができる優れものです。
当初、ガルディナにしようと考えていたのですが、埋め込み散水栓に非対応だったこと、予算的に少し高目でなので、最終的にカクダイ製品に決定しました。雨センサーはどうしても欲しくて自作も考えたのですが、毎日天気予報を見て散水栓を閉じたり開いたりすればOKと妥協しました。
さて、最終的なシステム構成図としては下記の通りです。スプリンクラーといえば、ゴルフ場で勢い良くスプリング式スプリンクラーが潅水している様子を思い浮かべますが、あんな物をウチの狭い庭で動かしたら、近所迷惑になってしまいますw そのため、散水範囲を180度のスプリンクラーを購入し、散水範囲を限定させる方法を取りました。

届いたブツ達。

さっそく組立を開始。マカロニチューブを目立たないように地中に埋め、各スプリンクラーを接続して終了。早速テストです。
ところが、散水栓からあまりにも遠い場所や、スプリンクラーを2個3個直列に繋いだところは水圧低下の為、スプリンクラーが上手く働きません。その辺は、各スプリンクラーの開度を調整しました。さらに散水角度が180度のスプリンクラーでは、少し散水範囲が広すぎる場所があったので、90度タイプのスプリンクラー(577-301)を後日購入。
散水時刻の設定は、早朝の時間帯にセットし、取り合えず毎日5~10分間散水する事としました。これが非常に便利で、出勤前にはすでに散水が終わっています。これは非常に楽ちんです♪なお、最初の散水から6時間後に再度散水の設定が可能なのですが、その頃は恐らく地中に埋め込んだマカロニチューブ内部の水温が高温になっており、それが芝生に散布されてしまうと、あたかも熱湯をかけるような状態になり芝にダメージを与えかねません。その為、散水設定は一日一回・早朝時のみにしました。
ただ、前回の記事に通り、散水しすぎるのも「×」なので、ピシウム病発生後は、移動コンピューターの散水日の設定を「隔日」に変更。この状態でしばし様子を見ようと思います。
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トヨタ自動車が開発した
TM9 高麗芝の施工記録9月初旬分です。
下記の写真は8月15日頃の様子。

20日経過後の9月4日の様子。ちなみに芝刈りは7月中旬より行っていません。
全体的にモフモフしている感じです。普段、人が歩く場所は踏まれるので平らな感じですが、コンクリートブロックに近い端の部分は一般的な高麗芝のように延びています。しかし、2ヶ月間も芝刈りをしなくてもまだまだ行けるというのは、TM9の成長スピードが極めて遅いということを改めて実感。

ところで8月初旬にピシウム病が発生してから、自動潅水を毎日から一日毎に変更したのですが、ここ最近の熱波のために、下の写真のように一気に枯れてしまった箇所があります。おそらく門柱に反射した熱が集中して干上がってしまったのかもしれません(泣)。そのため、明日から潅水を一日二度(朝5時と9時間後)に設定変更し、乾燥を極力防ぐようにしました。ただ建物の日陰部分にあたる部分は、水分過多になる恐れがあるので、該当箇所のスプリンクラーノズルの出力を絞り、潅水量を少なく設定しました。

本日は、キトサン溶液スーパーグリーンを通常量のx100希釈 2L/m2で処方。
芝刈りは、もうしばらく様子見です。
2ヶ月ぶりにTM9 高麗芝の芝刈りを行いました。2ヶ月芝刈りをしなくても済むTM9は、凄い凄い。
軟・弱・者のワタシはw、35mmで芝刈りを行いましたが、それほど延びていない敷石付近はほとんど芝刈り機には引っかかりません。それなりに延びていたブロック塀付近を中心に芝を刈ったところ少し軸刈りっぽくなってしまった(ToT)。
芝刈り後の写真です。

今日は最悪な事に、RYOBIの電動芝刈り機のコードを芝刈り機でバチっと切ってしまった・・・orz
まぁ、感電せずに良かったかなと。これ、結構ユーザーはやってしまうみたいですねぇ~。
ほか、写真はありませんがシンボルツリーのソヨゴと姫沙羅、シマトネリコの剪定にチャレンジ。なかなか上手く行きました(・∀・)/
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TM9 高麗芝の害虫対策の為に、スミチオンを散布しました。
#上の写真で縞状にみえるのは、お隣のフェンスの影です。
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スミチオンを水道水でx1000希釈し、ダイン(展着剤)も同程度で希釈。スミチオンは安全な農薬ですが、この臭いは独特ですねぇ。誤飲防止のためにも一役買っているようです。
如雨露で混合液を散布すると・・・ミミズがうようよ出てきました(>o<)
幼虫は殆ど出てきませんでしたが、時季が過ぎたのかも?
いつも同じアングルばかりの写真ですみません。今日は反対側からの写真を公開。

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この記事のコメントに書いてた、オオトクサをcasa cubeの壁際に植えてみました。オオトクサは、和風の植栽ですが、casa cubeの白い壁に対して緑色の真っすぐ凛々しく延びるオオトクサはスッキリした印象を与えます。
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で、同時に水のあげすぎのために根腐れちゃった
TM9 高麗芝の移植手術も施工。
ターフカッターで芝を切り、取りやすくします。そしてこの部分を剥がしてみると・・・・
お、重い・・・。水分を沢山含んだ土なので、凄く重くなっていました。これでは根腐れしてしまうのも納得です。
ところで、トクサは竹と同じように地下茎で増殖していきます。芝もライナーを延ばして増殖するので、このまま置いておくとお互いに侵食しあってしまうので、トクサエリアと芝生エリアの境目にサンカの芝の根止めGT-0500を施工しておきました。

裏庭でストック栽培している芝を持ってきて植え替えました。そのあと適量の目土をかぶせてっと。

トクサ周囲は土なので、雨が降ると泥はねしてしまうので、白い砂利を撒いておきました。


夜になるとこんな感じになりますよ。
トクサの手前にホームセンターで買ってきた木製の仕切りを置いてみました。本当はここは別の素材でやりたかったのですが、予算が無くとりあえずこれで我慢です。

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TM9 高麗芝の自動潅水(灌水)システムをカクダイの「自動水やりタイマー 潅水コンピューター」で構築しましたが、今日はスプリンクラーの違いをお見せしましょう!
まず始めに散水範囲が180°の物。
【カクダイ】 180°スプレイ(スパイク) 全長300ミリ(577-201)

次は散水範囲が90°の物。
【カクダイ】90°スプレイ(スパイク)全長300ミリ(577-301)

180°と90°は、結構違うでしょ? 場所を選択して使用すると効果的に散水が可能です。
両者とも、オレンジ色のヘッド部分は約90°程度回転が可能です。その下にある同じくオレンジ色のノブは、水量を調節するためのバルブで、完全閉も可能。水の勢いがあるとスプリンクラー近傍には水が行き渡らないので、バルブの開閉度を適度に調節すると良いでしょう。
毎日10分程度動作させていますが、さすがに上下水道代金がかなりの金額になります。しかし、完全オートメーション化ができるので、芝刈り頻度が少ないTM9と組み合わせると、さらに芝管理の省力化が可能なのは言うまでも有りません。そう、無精のオイラに持ってこいのシステムなんですw
最後までご覧頂きありがとうございます。今日もランキングの投票、ありがとう御座いますm(_ _)m
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